自衛官の転職相談は何を話す?初回面談の準備と5つのメモ

転職相談の初回面談で話す内容を準備する5つのメモと、相談員との面談イラスト

こんにちは、Catapult事業責任者の古川勇気です。

「自衛隊での経験をどう話せばいいのか」「転職するか決めていない段階で、何を相談したらいいのか」。初めての転職相談では、話す内容の準備から迷うかもしれません。

まず用意したいのは、今の状況、経験、希望条件、時期、聞きたいことの5つのメモです。一つずつ短く書けば、相談の出発点になります。この記事では、現役・元自衛官の方が初回面談で使える記入例と、相談相手に確認したい質問を紹介します。

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目次

転職相談では、まだ決まっていないことも伝える

初回は「転職を決めた理由」を完成させるより、何に迷っているかを具体的に伝えましょう。たとえば「今の仕事にはやりがいがあるが、勤務地を変えずに働ける選択肢も知りたい」という話し方で十分です。

転職先や退職日が未定なら、そのまま伝えます。自衛隊に残る場合も含めて比較したい、退職済みで早めの就職を目指しているなど、現在地が分かると相談の焦点が定まります。

厚生労働省のマイジョブ・カードでも、キャリア相談の前に書ける部分だけ記入しておくことを勧めています。すべてを埋めることより、話し合う材料を持つことを意識しましょう。参考:マイジョブ・カード「在職者の方へ」

初回面談に向けて用意する5つのメモ

以下の記入例は、書き方を示すための架空例です。

1.今の状況と、相談しようと思ったきっかけ

現役か退職済みか、これまでの勤務年数、最近気になっていることを書きます。良いと感じている点も残しておくと、次の仕事でも大切にしたい条件が見えてきます。

記入例:「現役で勤務中。担当業務にはやりがいを感じている。今後の働き方を考え、勤務地の希望がかなう仕事を調べたい」

2.担当した仕事と、自分が工夫したこと

部隊名や職種名だけでなく、実際の行動を書きましょう。「何を担当したか」「困りごとにどう対応したか」の順に整理すると、民間企業で使える経験を一緒に検討しやすくなります。

記入例:「後輩の教育を担当。理解度に差があったため、説明後に本人の言葉で手順を確認してもらった」

自分の経験に置き換え、成果の数字は確認できる範囲で記載してください。数字がなくても、工夫した行動は相談の材料になります。任務の秘密や外部に出せない資料、他の隊員の個人情報は記載・共有しないでください。

経験を応募書類にまとめる段階では、職務経歴書の書き方も参考にできます。

3.譲れない条件と、相談しながら決めたい条件

勤務地、仕事内容、収入、休日などを並べ、優先順位を付けます。最初は「必ず満たしたい条件」を1〜2個に絞ってみましょう。希望する職種がまだ分からなければ、「教育の経験を活かせる仕事に関心がある」など、興味のある業務から書いて構いません。

記入例:「勤務地を最優先。職種は未定。収入は仕事内容や働き方と合わせて比較したい」

年収を比較する際は、基本給だけでなく、賞与、手当、固定残業代の有無なども確認する質問を用意しておきましょう。

4.希望時期と、連絡できる時間帯

「時期は未定」「半年ほど先を考えている」など、現時点の希望を書きます。退職日や入社可能日が確定していない場合は、希望と確定事項を分けて伝えてください。

勤務の都合で連絡を確認できない時間帯がある場合は、連絡方法と返信できる目安も共有すると調整しやすくなります。任務の具体的な予定を開示する必要はありません。

5.面談で一番知りたいこと

面談が終わったときに何が分かっていればよいか、一つ決めておきます。

  • 自分の経験を活かせそうな職種と、その理由を知りたい
  • 希望条件のうち、どこから調べればよいか整理したい
  • 職務経歴書のどの部分を具体的にすればよいか知りたい

複数ある場合は、一番気になるものから相談しましょう。

相談相手に確認したい3つの質問

求人や職種の提案を受けたら、判断の根拠を聞いてみてください。紹介されたことだけを理由に応募を決めず、自分でも確かめるための情報を集めましょう。

  1. 「私のどの経験が、この仕事で活かせそうですか?」
    経験と仕事内容のつながりを確認します。
  2. 「応募に必要な条件と、入社後に学べることは何ですか?」
    未経験歓迎の求人でも、応募条件や教育体制は個別に確認します。
  3. 「次回までに、何を一つ進めるとよいですか?」
    求人を読む、経験を一つ書き足すなど、無理なく取り組める行動を決めます。

現役自衛官は、応募前に必要な確認をする

在職中の求職活動には、階級や職務上の利害関係などに応じた規制があります。個別企業への応募や情報提供を進める前に、自分に必要な確認・手続きを所属の担当窓口へ確認してください。相談サービスを利用する場合も、担当者に確認中の事項を伝えておきましょう。

防衛省「再就職等規制の概要」で制度の入口を確認できます。この記事だけで個別の応募可否を判断しないでください。

メモが途中でも、まず相談したいことを一つ決めよう

初回面談の準備は、5つのメモを一行ずつ書くところから始めてみてください。書けない項目には「未定」「ここを相談したい」と残せば、質問が明確になります。履歴書などの事前提出が必要か、面談方法や所要時間はどうかも、予約時に確認しておくと安心です。

Catapultの無料キャリア相談では、自衛隊での経験や今後の希望を整理するお手伝いをしています。テンプレートや応募書類の添削を希望する方も、公式LINEからお問い合わせください。

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最初のメッセージは、「転職を検討中です。まず、自分の経験を活かせる仕事について相談したいです」など、今知りたいことを短くお送りください。

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